従量課金制のクラウドとは?

従量課金制のクラウドとは?

従量課金制のクラウドとは? クラウドが着々と浸透し、アプリケーションなどをクラウド利用に切り替える企業も増えてきていますね。個人ユーザでもアプリケーションの面ではクラウド化する人もいるかと思います。企業がクラウドを利用する場合、アプリケーションだけでなく、サーバそのものをクラウドで導入することもあります。このとき、パブリッククラウドとプライベートクラウドを選ぶことになります。簡単にこの二つの差を言ってしまえば、パブリッククラウドは複数の契約者がひとつのサーバを共有する方法で、プライベートクラウドは一人の契約者がまるまるひとつ占有できる方法です。このふたつのうちどちらを選ぶかは、サーバをどういう用途で使いたいかでおのずと決まると思います。例えば重たいシステムをサーバ上で動かしたいのなら、サーバの能力をあますところなく使えるプライベートクラウドにするべきでしょう。逆に小さなシステムを動かすのであれば、パブリッククラウドで十分です。
パブリッククラウドのいい点は、従量課金制なことです。使った分だけ支払えばいいので、最初から大きなシステムを想定していない時などは大変便利です。どういう点で課金されるかはそれぞれ契約内容によりますが、利用時間や処理量などで課金されるのが普通なようです。ですから、仮にネットショップを立ち上げるとした場合、宣伝も十分でない、顧客もまだ固定でない頃は処理量も少ないですから、料金が安くすむことになります。またパブリッククラウドの場合は他の契約者との共有になりますから、初期費用がかかりません。立ち上げに手間がかかることもないのです。ただし、そのネットショップが大きくなった場合は料金が高くなりますので、場合によってはプライベートクラウドのほうが安くなる可能性もあります。そういった点を考慮しながら利用するのであれば、パブリッククラウドは便利と言えるでしょう。このように、未来のシステム規模が見えない場合は、従量課金制を利用しているパブリッククラウドを利用することを検討したほうがいいと思います。

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